「伊豆の山奥にある一軒宿で、静かに温泉に入りたい」
「観光地の大型ホテルではなく、人里離れた秘湯に泊まってみたい」
そんな人におすすめしたいのが、伊豆の山間部にある温泉宿です。
伊豆というと熱海や伊東、下田など海沿いの温泉地をイメージしがちですが、天城や松崎、奥下田など山側へ入ると、周囲を森や川に囲まれた静かな温泉宿があります。
この記事では、「伊豆・山奥・一軒宿・温泉」を探している人に向けて、一軒宿や一軒宿気分を味わいやすい秘湯・隠れ宿を厳選して紹介します。
「温泉に入って、ご飯を食べて、あとは何もしない」。
そんな旅行をしてみたい人は、ぜひ参考にしてください。
伊豆の山奥にある一軒宿・秘湯おすすめ3選
今回紹介するのはこちらです。
| 宿名 | エリア | 特徴 |
|---|---|---|
| 観音温泉 | 奥下田 | 山奥の秘湯・自家源泉 |
| 桜田温泉 山芳園 | 松崎 | 全10室の一軒宿 |
| 湯本館 | 湯ヶ島 | 川沿いの歴史ある温泉宿 |
| おちあいろう | 湯ヶ島 | 天城の自然に囲まれた名宿 |
| 月ヶ瀬温泉 雲風々 | 伊豆市 | 狩野川沿いの大人の隠れ宿 |
なかでも「本当に一軒宿らしい場所へ行きたい」という人なら、観音温泉と桜田温泉 山芳園は要チェックです。
1.奥下田の山奥にひっそり佇む「観音温泉」
最初に紹介したいのが、奥下田の山あいにある観音温泉です。
今回の「伊豆の山奥にある一軒宿」というイメージにかなり近い宿です。
公式サイトでも「人里離れた閑静な一本道」「静に佇む、癒しの宿」と紹介されており、伊豆奥下田の豊かな自然に囲まれています。
最大の魅力は、なんといっても温泉。
観音温泉の源泉はpH9.5の強アルカリ性単純泉で、トロトロとした独特の肌触りが特徴です。さらに飲泉も認められています。
「せっかく山奥まで行くなら温泉そのものにこだわりたい」
という人には、かなり魅力的な宿でしょう。
客室のお風呂も源泉かけ流し
本館の一般客室には「満天檜風呂」があり、客室でも源泉を楽しめます。
さらに「ピグマリオン」は全室に露天風呂を備えているため、人目を気にせず温泉を楽しみたい夫婦やカップルにも向いています。
食事には南伊豆の海の幸・山の幸を取り入れ、調理にも観音温泉のアルカリ源泉が使用されています。
こんな人におすすめ
- 本格的な秘湯へ行きたい
- 山奥の温泉宿を探している
- トロトロのお湯が好き
- 客室でも温泉を楽しみたい
- 夫婦で静かに過ごしたい
山道を進んだ先に温泉宿が現れるため、「こんなところに宿があるの?」という秘湯感も旅行気分を盛り上げてくれます。
2.川のせせらぎを聞きながら温泉へ「湯本館」
天城・湯ヶ島エリアで静かな温泉旅行をしたいなら、湯本館も候補です。
湯ヶ島は伊豆半島の中央部に位置する山間の温泉地。
海沿いの伊豆とは雰囲気が大きく異なり、山や川に囲まれた昔ながらの温泉地らしさがあります。
湯本館は狩野川沿いに建つ歴史ある宿で、川の流れや自然を身近に感じながら過ごせるのが魅力。
「オーシャンビューより渓流が好き」
「夜は川の音を聞きながら眠りたい」
という人には、こうした湯ヶ島の宿がよく合います。
また湯ヶ島は川端康成の『伊豆の踊子』を執筆したという縁が深い土地。
派手な観光施設を巡る旅行ではなく、温泉街を歩いたり、川を眺めたり、本を読んだりする旅にもおすすめです。
こんな人におすすめ
- 渓流沿いの温泉が好き
- 昔ながらの温泉旅館が好き
- 天城の自然を楽しみたい
- 静かな大人旅をしたい
3.天城の森に囲まれた名宿「おちあいろう」
少し贅沢な山奥ステイを楽しみたいなら、伊豆市湯ヶ島のおちあいろうも注目です。
狩野川と猫越川が出合う自然豊かな場所にあり、周辺には天城らしい深い緑が広がっています。
昔ながらの「鄙びた秘湯」とは方向性が異なりますが、
山奥×温泉×非日常
という組み合わせを求める人には魅力的です。
歴史ある建築と現代的な快適さを両立しているため、「秘湯には行きたいけれど宿の快適さも妥協したくない」という人にも向いています。
温泉に入った後は館内でゆっくり。
観光スポットを何ヶ所も回るのではなく、宿そのものを目的地にする旅行が似合います。
こんな人におすすめ
- 記念日の温泉旅行
- 大人の夫婦旅
- 建築や歴史が好き
- 山の中で贅沢に過ごしたい
- 宿からあまり出ずに過ごしたい
本当に「山奥の一軒宿」ならどこがおすすめ?
5軒紹介しましたが、目的別に選ぶなら次のようになります。
秘湯感なら「観音温泉」
山道の先に現れる秘湯というロケーションと、自家源泉の温泉が魅力。
「伊豆の山奥まで温泉を求めて旅をする」という体験を重視するなら第一候補です。
渓流と昔ながらの温泉なら「湯本館」
天城の山と川に囲まれた温泉地らしい雰囲気を楽しみたい人向き。
高級感なら「おちあいろう」
秘境感だけでなく、宿で過ごす時間そのものを贅沢に楽しみたい人におすすめです。
伊豆の山奥の温泉宿に泊まるときの注意点
山奥の温泉宿には海沿いの大型ホテルにはない魅力がありますが、予約前に確認しておきたいポイントもあります。
山道は暗くなる前に到着する
伊豆の山間部は道幅が狭かったり、街灯が少なかったりする場所があります。
特に初めて訪れる宿なら、できるだけ明るいうちに到着するスケジュールがおすすめです。
チェックインが17時までなど、到着時間が比較的早めに設定されている宿もあります。山芳園もチェックインについて15時~17時と案内しています。
コンビニは先に寄っておく
山間部へ入ってから、
「飲み物を買いたい」
「ちょっとお菓子が欲しい」
と思っても、徒歩圏内にコンビニがあるとは限りません。
必要なものは市街地で購入してから宿へ向かうと安心です。
ただし、せっかく秘湯へ泊まるのであれば、お酒や飲み物を大量に持ち込むより宿の売店や食事を楽しむのもおすすめです。
冬は道路状況を確認
天城周辺など標高のある場所では、冬季に積雪や路面凍結の可能性があります。
冬に車で訪れる場合は、宿泊当日の道路状況やタイヤの装備について事前に宿へ確認しておきましょう。
伊豆の一軒宿は「何もしない旅行」におすすめ
伊豆旅行というと、
「城ヶ崎海岸へ行って」
「海鮮を食べて」
「道の駅へ寄って」
と予定を詰め込みたくなります。
でも、山奥の温泉宿へ泊まるなら、あえて予定を作らないのもおすすめです。
15時ごろチェックイン。
温泉に入る。
部屋でゴロゴロする。
夕食を食べる。
もう一度温泉に入る。
早めに寝る。
翌朝、鳥や川の音で目を覚ます。
そんな過ごし方こそ、一軒宿の魅力ではないでしょうか。
スマホを見る時間を減らして、山や川を眺めながら温泉に入る。
普段忙しい人ほど、こうした「何もしない旅行」が贅沢に感じられるはずです。
まとめ|伊豆の山奥には温泉好きが泊まりたい一軒宿がある
伊豆には海沿いの大型温泉ホテルだけでなく、山や川に囲まれた静かな温泉宿があります。
特に「山奥」「一軒宿」「秘湯」という雰囲気を重視するなら、観音温泉と桜田温泉 山芳園はチェックしておきたい宿です。
とことん温泉を楽しむなら観音温泉。
小さな一軒宿らしい雰囲気を楽しむなら山芳園。
天城の渓流や歴史を感じたいなら湯ヶ島エリア。
少し贅沢な宿籠りなら、おちあいろうや雲風々という選び方もできます。
観光客でにぎわう伊豆もいいですが、たまには海から離れて山の中へ。
「温泉に入るためだけに伊豆へ行く」
そんな旅行もおすすめです。
※宿泊料金、食事内容、温泉の利用方法、送迎、道路状況などは変更される場合があります。予約前に各宿の最新情報をご確認ください。




