富山の穴場温泉 を探している方へ。
静かにのんびりできる温泉地、実は富山にたくさんあるんです。
観光客でごった返す有名温泉地より、こぢんまりとした宿で癒されたい。
そんなあなたにぴったりな、地元民も通う“本当の穴場”を厳選してご紹介します。
この記事では、富山の山あい・川沿い・海辺にひっそりと佇む温泉から、隠れた絶景スポット、さらには旅の楽しみ方までしっかり解説。
「まるで時間が止まったよう…」そんな体験ができる場所が、きっと見つかります。
静けさと癒しを求める、たった一人のあなたのために書きました。
ぜひ、最後までじっくり読んでくださいね。
富山の穴場温泉スポット7選!静けさと癒しを求めて
富山の穴場温泉スポット7選!静けさと癒しを求めてご紹介していきます。
①宇奈月温泉の外れにある隠れ宿
富山を代表する温泉地・宇奈月温泉ですが、観光客でにぎわう中心部を少し外れると、実は“静かな隠れ宿”があるんです。
その中でも特に人気なのが、宇奈月温泉の奥座敷と呼ばれるエリアにある【延対寺荘】。
大きなホテルとは違って、全室わずか数部屋という小規模な宿ですが、渓谷沿いに位置し、目の前に広がる黒部川の流れと自然の音だけが響く世界は格別です。
客室からは、季節によって異なる表情を見せる渓谷の景色が楽しめ、露天風呂は源泉かけ流し。
“何もしない贅沢”を味わえる時間って、こういうことなんですよね。
観光名所から少し距離があるぶん、人混みとは無縁。心と身体をリセットしたいときに、ふらっと訪れてみてくださいね。
②南砺市・五箇山の秘湯「くろば温泉」
世界遺産「五箇山合掌造り集落」のすぐそばにある「くろば温泉」も、知る人ぞ知る穴場です。
木々に囲まれた小さな温泉施設で、地元のおじいちゃん・おばあちゃんがよく訪れているような、そんなアットホームな雰囲気が魅力。
お湯はややぬるめで長湯にぴったり。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉で、お肌がつるつるになる“美肌の湯”としても人気です。
何より、露天風呂から見える五箇山の山並みは本当に絶景。
囲炉裏で焼かれた川魚と地元野菜の定食も食べられて、これぞ田舎の癒しって感じですよ~!
五箇山観光のあとに立ち寄ると、もう一泊したくなるかもしれません。
③氷見の海を一望できる「氷見温泉郷 民宿いけもり」
富山湾の絶景を楽しみたい人におすすめなのが「氷見温泉郷」。
ここは高台にある温泉施設で、露天風呂からは遮るもののないオーシャンビューが広がっています。
晴れた日には、海の向こうに立山連峰までくっきり見えるんですよ。海と山の両方を一度に楽しめるって、富山ならではの贅沢。
泉質は塩化物泉で、体の芯からぽかぽか温まるのが特徴。冷え性や肩こりにも効果があると言われています。
日帰り入浴もできるので、ドライブがてら立ち寄る人も多いみたいですね。
筆者も実際に訪れたとき、のんびり湯船につかりながら水平線をぼーっと眺める時間が最高でした!
「人の少ない絶景温泉」って、まさにここですよ。
④立山連峰を望む「立山吉峰温泉 立山グリーンパーク吉峰」
富山市内から車で約30分、立山町にある「立山吉峰温泉 立山グリーンパーク吉峰」も、まさに“知る人ぞ知る”穴場温泉のひとつ。
森林に囲まれたリゾート施設内にある温泉で、露天風呂からは天気がよければ立山連峰を一望できます。
特に冬の雪景色と朝霧が交じり合う光景は、幻想的の一言。写真じゃ伝えきれない美しさがありますよ。
泉質は単純温泉で、クセがなく入りやすいため、子どもから高齢の方まで幅広く利用されています。
さらに、併設されているキャンプ場やアスレチックで遊んだあとに入る温泉って、また格別なんですよね~。
施設も清潔感があって、日帰り入浴でも気軽に利用できるので、週末に“癒しリセット”したい人におすすめです。
⑤大沢野の「ホテルおがわ」
富山市郊外、大沢野エリアにある「神通峡春日温泉」は、神通川に沿ってひっそり佇む温泉地。
周辺には大きな観光施設などがないため、静けさは段違い。まさに“隠れ家”という表現がぴったりです。
温泉旅館「ホテルおがわ」は、渓谷美を楽しめる絶景露天風呂が自慢。しかも混雑しにくく、ゆったりとした時間を味わえます。
泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉で、湯冷めしにくく、湯上がり後も体がぽかぽか。
ちなみにこのあたり、紅葉シーズンになると周辺が見事な赤や黄に染まって、まるで絵の中に入り込んだような気分になりますよ。
観光のついでじゃなく、「この温泉に行くために富山に来た」って言いたくなる、そんな穴場です。
⑥魚津の山間にある「金太郎温泉」
名前のインパクトに惹かれて行ってみたら、想像以上に良かったのが「金太郎温泉」。
魚津市の山間に位置する、地元民に愛される老舗温泉宿で、日帰り温泉「カルナの館」が人気です。
ここがすごいのは、その湯量とスケール。なんと毎分1,000リットルを超える豊富な湯が自家源泉から湧き出しており、すべてのお風呂が源泉かけ流し。
大浴場・露天風呂・ミストサウナ・寝湯・打たせ湯など種類も豊富で、「温泉テーマパークか!」と思うほどの設備。
それでいて、観光客の数はまだまだ控えめなので、のんびりくつろげるんです。
ちなみに、館内レストランの「富山ブラックラーメン」も隠れた人気グルメ。入浴後にぜひ!
⑦誰にも教えたくない超穴場「庄川温泉郷」
「富山 穴場 温泉」で最後に紹介するのは、筆者が正直“教えたくない”くらい大好きな「庄川温泉郷」。
砺波市の奥座敷とも呼ばれ、庄川沿いに点在する温泉宿が魅力的なエリアです。
露天風呂から眺める庄川の流れと山々のコントラストが、心の奥までじんわり沁みてきます。
泉質はナトリウム塩化物泉で保温効果が高く、疲れた体をしっかりと癒してくれる優しいお湯。
さらに、庄川は温泉だけでなく「鯉料理」でも有名。川魚のフルコースを楽しめる宿も多く、料理目当てにリピーターになる人も多いんです。
静かな川の音を聞きながら、ただぼーっと過ごす…。そんな贅沢な休日をぜひ体験してほしいですね。
富山の穴場温泉をもっと楽しむコツと過ごし方
富山の穴場温泉をもっと楽しむコツと過ごし方について、具体的にご紹介していきます。
①人が少ない時間帯を狙うコツ
穴場とはいえ、週末や連休などはやっぱり混雑することがあります。
狙い目は「平日」と「朝風呂」。
特に月曜・火曜の午前中は利用者がぐっと減る傾向があり、温泉施設をほぼ貸切状態で楽しめることもありますよ。
また、宿泊する場合はチェックアウト前の朝風呂が最も空いていて、露天風呂から朝日を見る贅沢体験ができるんです。
温泉によっては「朝5時から営業」なんてところもあるので、公式サイトで事前に確認しておくと安心ですね。
筆者は、平日朝の誰もいない露天風呂で聞く鳥のさえずりが大好きなんですよ~。
②周辺観光とセットで楽しむ
せっかく富山まで来たなら、温泉とセットで観光も楽しみたいところ。
例えば、氷見温泉なら氷見漁港で朝市を見たり、五箇山温泉なら世界遺産の合掌造りを巡ったり。
庄川温泉に行くなら、庄川峡の遊覧船に乗るのもおすすめです。
どのエリアにも、温泉と絡めて楽しめる観光スポットが点在しているのが富山の魅力。
「朝は観光 → 昼は温泉 → 夜は地元グルメ」なんて、最高の一日コースができちゃいます。
ちなみに富山駅からレンタカーを借りて移動すると、効率よく回れて便利ですよ!
③ソロ旅・女子旅におすすめのポイント
富山の穴場温泉は、静かで落ち着いた場所が多いので、ソロ旅や女子旅にもぴったり。
一人でも泊まれる宿が多いですし、「おひとり様歓迎」の日帰り温泉もたくさんあります。
女性にうれしいのは、美肌効果が高い泉質が多いこと!
特に「くろば温泉」や「寿乃湯」など、炭酸水素塩泉や塩化物泉は保湿力が高くて、湯上がりしっとりなんですよね。
また、静かで落ち着いた雰囲気なので、読書をしたり、音楽を聴いたり、心のリセットにも最適。
筆者もひとりで庄川温泉に泊まったことがありますが、夕食のときに「おひとり様用のお膳」を丁寧に用意してくださって感動しました~!
④口コミでの評価が高い穴場の共通点
口コミ評価が高い穴場温泉には、いくつか共通点があるんです。
まず、「お湯の質がいい」こと。これはもう大前提ですね。
次に「施設が清潔で居心地がいい」。大規模じゃなくても、掃除が行き届いていたり、スタッフさんが丁寧だと、印象も良くなります。
そして、「料理がおいしい」。富山は海の幸も山の幸も豊富なので、夕食や朝食で地元食材が出てくるとテンション上がりますよね。
最後に「静かに過ごせること」。これは特に都会から来る人にとって、大きなポイントになります。
評価の高い温泉地を探すなら、Googleマップや楽天トラベルのクチコミ欄をチェックするのが一番確実ですよ!
⑤地元の人に愛される温泉の特徴とは?
観光客向けの温泉と、地元の人に長く愛されている温泉って、ちょっと違うんです。
地元民が通う温泉は、設備が派手ではなくても「気取らない雰囲気」「コスパの良さ」「お湯の新鮮さ」がウリ。
例えば「金太郎温泉」や「くろば温泉」は、まさにその代表格。
市民割引があったり、回数券が売られていたりして、日常の一部になっているんですよね。
地元の人と一緒にお湯に浸かりながら、地元話に耳を傾けるのも、旅の醍醐味だと思いませんか?
「観光地化されすぎてない温泉に行きたい!」という人は、まず地元民に聞いてみるのが一番早いかも。
⑥宿泊と日帰り、どっちが得か比較
「宿泊」と「日帰り」どっちがいいのか…これ、けっこう悩みますよね。
【宿泊のメリット】
-
ゆっくりお湯に浸かれる(朝晩2回入浴も)
-
地元食材を使った料理を堪能できる
-
周辺観光とのセットで無理なく楽しめる
【日帰りのメリット】
-
コストが抑えられる(1,000~1,500円が相場)
-
気軽にいろんな温泉をハシゴできる
-
予約不要で、思いついたらすぐ行ける
どちらを選ぶかは、スケジュールや旅の目的次第ですね。
筆者は「昼は日帰り温泉、夜は車中泊」みたいな旅をしたこともありますが、それもなかなかアリでした!
⑦リピーターになる人の特徴と理由
一度行って「また行きたい!」と思う人には共通点があります。
それは、**“落ち着けた”**という実感があること。
「お湯がよかった」「景色が最高だった」「人が少なくて快適だった」など、それぞれ理由はあるけど、どれも“心が整う体験”に繋がってるんですよね。
富山の穴場温泉は、華やかさや派手さはないけど、だからこそリピーターが多い。
何度も訪れるうちに、宿の人に顔を覚えられたり、「おかえりなさい」って言われたり…。
そんな“第二のふるさと”みたいな存在になっていくんです。
リピーターになるって、そういうことかもしれませんね。
富山の穴場温泉に関する基本情報まとめ
富山の穴場温泉に関する基本情報を、アクセス・宿泊相場・混雑情報などの観点からわかりやすく解説していきます。
①アクセス方法と移動手段
富山の穴場温泉は、観光地の中心部から少し離れた場所に点在しているため、アクセス方法も事前に押さえておくとスムーズです。
エリア | 最寄駅・IC | 主な交通手段 | 補足情報 |
---|---|---|---|
宇奈月温泉奥地 | 宇奈月温泉駅 | 徒歩+送迎バス or タクシー | 黒部峡谷鉄道で風情ある旅も可能 |
くろば温泉 | 城端駅・五箇山IC | 車(レンタカー推奨) | 世界遺産 五箇山とセットが◎ |
氷見温泉郷 | 氷見駅 | 車 or 路線バス | 高岡駅からバスもあり |
吉峰温泉 | 立山IC | 車のみ | 周辺にキャンプ場あり |
神通峡温泉 | 富山駅から車30分 | 車 or 路線バス | 川沿いのドライブが気持ちいい |
金太郎温泉 | 魚津駅 | シャトルバス or タクシー | 宿泊者は無料送迎もあり |
庄川温泉郷 | 砺波駅 | 車 or 路線バス | 観光案内所で時刻表チェックを |
※車での移動が基本になりますが、公共交通も併用可能です。主要駅からのレンタカー利用が特におすすめ!
②各温泉地の宿泊相場
穴場とはいえ、価格はピンキリ。とはいえ、比較的リーズナブルなのが富山の魅力です!
温泉名 | 1泊2食付き相場(大人1名) | 備考 |
---|---|---|
宇奈月温泉(隠れ宿) | 約12,000〜18,000円 | 2〜5室の小規模宿が中心 |
くろば温泉 | 約8,000〜12,000円 | 食事付きプランが充実 |
氷見温泉郷 | 約10,000〜16,000円 | オーシャンビュー付き |
吉峰温泉 | 約7,000〜13,000円 | リゾート型コテージあり |
神通峡温泉 | 約11,000〜15,000円 | 季節料理が人気 |
金太郎温泉 | 約9,000〜14,000円 | 温泉テーマパーク感あり |
庄川温泉郷 | 約13,000〜18,000円 | 川魚料理付きプラン豊富 |
※価格は季節や曜日によって変動します。早割や平日割引も要チェック!
③ベストシーズンと混雑情報
富山の自然とともに温泉を楽しめるベストシーズンと、避けたい混雑時期を以下にまとめました。
シーズン | 特徴 | 混雑度 |
---|---|---|
春(3〜5月) | 桜や新緑がきれい。肌寒い日もあるので温泉◎ | ★★☆☆☆ |
夏(6〜8月) | 緑が生い茂り、避暑地として人気。夜は涼しい | ★★★☆☆ |
秋(9〜11月) | 紅葉シーズン。特に10月下旬は超人気 | ★★★★☆ |
冬(12〜2月) | 雪見風呂が絶景!ただし雪道注意 | ★★★☆☆ |
▶ 一番のおすすめは「春と秋」!
とくに“紅葉シーズンの庄川温泉郷”は、行く価値ありすぎです!
まとめ
富山 穴場 温泉は、静けさと自然に包まれた“癒しの隠れ家”がたくさん存在しています。
宇奈月温泉の奥地や五箇山の秘湯、氷見の海辺に佇む温泉など、それぞれに個性があり、心がじんわり温まる体験が待っています。
アクセスはやや不便な場所もありますが、その分人混みを避けて、自分だけの特別な時間を過ごすことができます。
地元の人に長年愛されてきた温泉には、観光地にはない魅力と温もりが詰まっています。
富山で、誰にも教えたくないような温泉と出会いたいなら、今回ご紹介したスポットをぜひ参考にしてみてください。