お遍路さんの宿泊、どこが本当におすすめか迷っていませんか?
ネットに出てくるのは有名な宿ばかりで、「静かに泊まれる穴場はないの?」という声もよく聞きます。
この記事では、お遍路さんの宿泊で穴場といえるエリアや宿の選び方、地元の人しか知らない民宿情報まで、たっぷりご紹介します。
観光地の喧騒を離れ、心も体も休まる宿で、お遍路の旅をもっと充実させてみませんか?
温泉がある宿、静かな民宿、宿坊まで、**“本当に癒される宿泊体験”**をキーワードに深掘りしていきます。
あなたにぴったりの一軒が、きっと見つかりますよ。
ぜひ最後までじっくり読んで、お遍路宿選びのヒントにしてくださいね。
お遍路さんの宿泊でおすすめの穴場エリアとは
お遍路さんの宿泊でおすすめの穴場エリアについてご紹介します。
①四国八十八ヶ所巡りと宿選びのコツ
四国八十八ヶ所を巡る「お遍路」は、歩く距離が長くなるほど、宿選びが重要になります。
とくに歩き遍路をする人にとっては、次の札所までの距離や移動手段を考慮した場所選びが欠かせません。
有名どころの宿は予約が取りづらく、観光客も多いため、静かに過ごしたい人は穴場を狙うのがベスト。
地図で見るだけでなく、Googleストリートビューや口コミをチェックすると、実際の雰囲気もつかみやすくなりますよ。
また、1泊ごとに移動するより、連泊できる拠点を決めて動くスタイルもおすすめです。
わたし自身も、歩き疲れた日に「ここに連泊しとけばよかった〜!」と思ったことが何度もありました(笑)。
②観光客が少ない静かな宿の魅力
お遍路さんにとって、静かな宿は心と体を整える大切な場所です。
観光地に近い宿は便利ですが、夜まで騒がしいこともあり、疲れが取れにくいと感じる人も多いです。
そこでおすすめなのが、山間部や田舎の集落にある穴場宿。
こうした宿は、観光客よりも地元の人との交流が中心で、心のこもった手作り料理やお接待文化を体験できます。
また、周囲の自然環境も抜群で、鳥の声や川のせせらぎをBGMに眠れる贅沢もあります。
「何もない」が、ほんとうに贅沢だと感じさせてくれる宿って、あるんですよね。
③安くて快適!地元の人しか知らない民宿
宿泊費を抑えたいお遍路さんにぴったりなのが、地元民経営の昔ながらの民宿です。
こうした宿はネットに出ていないことも多く、紹介制や電話予約のみ対応のところも多いんです。
宿泊費は1泊2食付きで5,000円〜7,000円ほどが相場で、ビジネスホテルより安くてご飯も美味しいところが多い!
とくに農家が営んでいる宿では、採れたての野菜や手作り味噌汁などが食卓に並び、心まで温まります。
私が泊まったある民宿では、おばあちゃんが「疲れたじゃろう、足揉んだげる」と足湯まで用意してくれたことも…感動でしたね。
④歩き遍路に便利なアクセス抜群の宿
歩き遍路をする場合、札所に近い宿を選ぶことが重要です。
1日で10〜20km以上歩くこともあるので、翌日のスタート地点に近い場所だと、疲れがグッと軽減されます。
特におすすめなのは、札所の徒歩5〜10分圏内にある宿。
下記のような宿は、特に歩き遍路に向いています。
こうした宿は、朝のお勤めに参加できたり、御朱印の受付が早朝からOKだったり、メリットが多いんですよ〜!
⑤旅の疲れを癒す天然温泉付き宿もおすすめ
長距離を歩いた日には、やっぱり温泉が最高のご褒美ですよね!
四国には、お遍路道のすぐそばに天然温泉を備えた宿もあります。
穴場の宿泊施設が多い地域ベスト3
穴場の宿泊施設が多い地域ベスト3を厳選してご紹介します。
①徳島・阿南エリア:人混みを避けてのんびり
徳島県の阿南エリアは、四国お遍路の序盤にあたるエリアでありながら、観光地化されすぎていないのが魅力。
特に第19番札所「立江寺」周辺は、観光客の足が少なく、静かな農村風景が広がっています。
②高知・室戸岬周辺:大自然と波音に包まれて
高知県の室戸岬エリアは、太平洋に面した絶景のルートが続く区間です。
海沿いを歩くこのエリアはアップダウンも多く、歩き遍路にとってかなり体力を消耗する区間。
だからこそ、室戸の宿でしっかりと体を休めることが大事。
この地域には、オーシャンビューの穴場宿や古民家を改装した一棟貸し宿が増えています。
波の音を聞きながら眠る夜、ほんとうに贅沢で癒やされました…。
歩き疲れた体と心が、ふわっと軽くなる感じ。これは体験してほしい!
③愛媛・内子町:昔ながらの町並みと素朴な宿
愛媛県の内子町は、お遍路ルートから少しだけ外れますが、昔ながらの町家が残る「日本の原風景」的なエリア。
建築好きや歴史好きにはたまらないエリアで、町全体がまるで映画のセットのような風情です。
観光としても楽しいし、お遍路の疲れを癒やすのにも最高なエリアです。
「時間が止まったみたい」と言いたくなる場所、ぜひ寄り道してみてくださいね。
ホテル名 | 八幡浜センチュリーホテル イトー |
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(読み) | やはたはま せんちゅりーほてる いとー |
特 色 | 四国随一の魚どころに位置するホテル 全室LAN有り ランチメニューの八幡浜ちゃんぽんが好評 |
料 金 | 4500円~ |
住 所 | 〒796-0085 愛媛県八幡浜市天神通1-1460-7 |
電 話 | 0894-22-2200 |
FAX | 0894-22-4811 |
最寄駅 | 八幡浜 |
アクセス | 予讃線「八幡浜駅」から車で5分(1.2km) 八幡浜港から車で2分(500m) ◎無料駐車場 26台完備(事前予約要) |
駐車場 | ◎駐車場26台完備(無料)→お車でお越しの場合はご予約時にお知らせください。 |
投稿件数 | 490件 |
★の数 | (総合): 3.93 |
お遍路旅を充実させるための宿泊術
お遍路旅を充実させるための宿泊術について、具体的に解説していきます。
①連泊・素泊まり・一人泊のコツ
お遍路では、**「連泊」「素泊まり」「一人泊」**が旅のスタイルに合わせて必要になることもありますよね。
たとえば、雨の日や体調が優れない日は連泊で休憩したいし、食事はコンビニで済ませたい日には素泊まりが便利。
また、歩き遍路では一人旅が主流なので、一人泊OKな宿を事前にチェックしておくのが安心です。
注意したいのは、一人泊を断る宿も一部あるということ。
一人泊歓迎の宿を探すには、「お遍路さん歓迎」と明記してある宿や、実際にお遍路経験者がブログで紹介している宿を参考にするのがポイントです。
また、連泊するなら「コインランドリーの有無」も大切な判断基準になりますよ!
「一人だとちょっと不安…」という人も多いと思いますが、実際は宿の人も他の遍路さんもフレンドリーな人が多く、むしろ一人の方が自由で楽しめることも多いんです。
②荷物預かり・洗濯可などの嬉しいサービス
お遍路中はとにかく荷物との戦い。
だからこそ、宿に**「荷物預かりサービス」「洗濯機の利用」「乾燥機の有無」**などがあると本当に助かります。
以下のようなサービスをチェックしておくと、旅のストレスが減ります!
サービス | 内容 | あると助かる理由 |
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荷物預かり | チェックイン前・チェックアウト後に荷物を預かってくれる | 早く着いた時、遅く出発したい時に便利 |
洗濯機/乾燥機 | 無料or有料で利用可能 | 衣類の荷物を減らせる |
おにぎりサービス | 早朝出発時に持たせてくれる | 次の札所までの間食に最適 |
特に歩き遍路では「夜に洗濯→朝には乾いてる」が死活問題。
わたしも初日に洗濯できず、汗だくの服で2日目を迎えたときはほんと地獄でした…(笑)。
③お接待文化を体験できる宿の探し方
四国遍路の魅力のひとつが「お接待文化」。
地元の人たちが、遍路さんに無料で食べ物やお茶を振る舞ったり、励ましの言葉をかけてくれたりする風習です。
宿泊施設でもこの文化が根付いていて、「お接待宿」と呼ばれる宿では、特別な体験ができます。
たとえば…
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地元の特産を使った夕食を無料で一品追加
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チェックアウト時に手作りのお守りやメッセージカードを渡してくれる
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雨の日はビニールカッパを無償提供
こうしたお接待は、たいてい宿の公式サイトや口コミでは書かれていないんです。
なので、実際に泊まった人のブログやSNSで「感動した宿」として紹介されているところを参考にするのが一番!
まさに、「情報の穴場」ですね。
まとめ
「お遍路さん 宿泊 穴場」というキーワードから、四国八十八ヶ所巡りをより快適にするための宿泊術を紹介してきました。
観光地に比べて人が少なく、静かに過ごせるエリアには、地元の人に愛される民宿や古民家宿、心のこもった接待宿が点在しています。
阿南、室戸、内子町など、どこも自然と人のぬくもりを感じられる“穴場”ばかりでしたね。
歩き疲れた体を癒やす温泉付きの宿や、精神的な落ち着きを得られる宿坊も、お遍路旅をより深いものにしてくれます。
口コミだけではわからない“当たり宿”を見つけるためには、SNSやブログなどリアルな声を参考にするのがコツです。
四国には、まだ知られていない素敵な宿がたくさんあります。
ぜひ、自分だけの“お気に入りの一軒”を見つけて、心に残るお遍路旅を楽しんでくださいね。