熱海でマニアックな観光を楽しみたいあなたに、普通の観光じゃ満足できない人向けの“ディープ熱海旅”をご紹介します。
定番スポットでは味わえない、路地裏・秘湯・謎の建物・昭和遺産…。
知る人ぞ知るマニアックな観光スポットから、ディープ体験、穴場の旅館・ホテルまでを網羅しました。
まるでタイムスリップしたかのような昭和レトロな風景、謎に包まれた心霊エリア、そして地元民にしか教えてもらえない裏メニューグルメ。
この記事を読めば、熱海の“本当の顔”がきっと見えてきます。
マニアな視点で熱海を楽しみ尽くしたい方、ぜひ最後まで読んでくださいね。
熱海で体験できるマニアック観光スポット特集
熱海で体験できるマニアック観光スポット特集について詳しくご紹介します。
①廃墟マニアが注目する「熱海城」の裏エリア
熱海の観光名所といえば「熱海城」ですが、実はこのお城の裏手にあるエリアが廃墟マニアの間でひそかに話題です。
本物の城ではなく観光施設として建てられた熱海城ですが、その歴史の薄さとは裏腹に、裏側の山道や崩れかけた展望台が「廃墟感」満点。
かつて人がいた形跡が色濃く残る古い売店跡や、朽ちたベンチなどが山道に点在しています。
観光パンフレットには決して載らない場所ですが、探検気分で歩いてみると、昭和の残像を感じられる不思議な空間が広がります。
もちろん足元は悪いので、スニーカーなど動きやすい靴で行くのが絶対条件ですよ〜!
筆者も1人で歩きましたが、ガサガサと音がしてめちゃくちゃビビりました(笑)
②地元民しか知らない「秘湯・小沢の湯」
「小沢の湯」は、観光客がほぼ来ない超ローカルな足湯。
観光地としての整備は最小限で、看板も小さく、ほぼ“住宅街のど真ん中”にポツンとあります。
それでも湧き出る温泉はれっきとした天然の源泉で、足を入れた瞬間に「これは本物だ」と実感。
地元のおばあちゃんと肩を並べて足湯に浸かるという、なんともエモい時間が過ごせます。
無人なので無料、そして周囲も静か。
ガイドブックに載っていない、だからこそ価値ある場所です。
静かすぎて、ここで読書したくなっちゃうんですよね〜。
③昭和レトロすぎる「熱海プリンカフェ2nd」
熱海駅周辺で大人気の「熱海プリン」ですが、その姉妹店「熱海プリンカフェ2nd」はレトロ好きなら絶対寄るべきです。
店内は昭和40年代を思わせる銭湯風デザインで、ロッカーや番台がそのままカフェの一部に。
タイル貼りの壁や昭和アイテムがふんだんにディスプレイされており、写真映えも抜群。
しかも、限定の「風呂桶プリンソーダ」など、ふざけたメニューも多くて楽しいんです。
ここでしか味わえない空気感に、つい長居しちゃいます。
「風呂桶」で飲む炭酸って、なんか背徳感ありますよね(笑)
④「MOA美術館」の謎すぎる黄金の茶室
MOA美術館といえば絶景&アートの融合で有名ですが、展示されている「黄金の茶室」は本当に謎だらけ。
あの豊臣秀吉が再現させたという金ピカの茶室で、ギラッギラに光る純金箔の世界。
あまりの豪華さに「これでお茶するの!?」とツッコミたくなること間違いなし。
展示方法も非常にユニークで、引き戸を開けると突然現れるなど“見せ方”にも遊び心があります。
シンプルに写真映えするし、アート好きでなくても楽しめるマニアックな一角ですよ。
茶道の静けさと金ピカのギャップがクセになるんですよ〜!
⑤怪しいけど面白い「秘宝館」のカオス世界
熱海秘宝館は、昭和から続く“大人の博物館”。
一歩入った瞬間から、怪しさ全開の世界観に飲み込まれます。
展示内容は正直シュールの極みで、笑ってしまうネタも多いですが、それがまた中毒性を生んでいるんです。
最近では海外観光客にもバズっていて、「何コレ!?」とツッコミながらも最後まで見てしまう不思議な魅力があります。
昔のエンタメって、こんなに自由だったのか…と感心しちゃいますよ。
昭和の“ヤバさ”って、ある意味パワフルですよね(笑)
⑥「來宮神社」の裏参道とスピリチュアル体験
熱海のパワースポットとして有名な來宮神社ですが、観光客が詰めかける正面入口ではなく、「裏参道」から入るのがマニアックな通のルート。
この道、実は木々に囲まれていて空気がひんやりしており、歩いているだけで浄化されるような気持ちになります。
巨大な御神木「大楠」は必見で、周囲を1周すると願いが叶うとも言われています。
観光地っぽさを避けて、静かに心を整えたい人にはぴったりのスポットです。
木漏れ日がほんとに美しくて、つい深呼吸したくなるんですよ〜。
⑦熱海銀座のシャッター裏にある謎の立ち飲み横丁
熱海銀座の表通りは観光客でにぎやかですが、夕方以降、シャッターが閉まった裏通りにこっそり現れる「謎の立ち飲み横丁」があるんです。
個人経営の小さな立ち飲み屋が並び、どこもノンブランドなのに雰囲気満点。
観光客というより、地元のおっちゃんが一杯やってる場所なので、会話もローカル全開で面白い!
1杯だけのつもりが、つい2軒3軒…とハシゴしてしまう不思議な魔力があります。
「観光の夜は居酒屋じゃなく立ち飲み」ってのが、熱海通の証かもしれませんね(笑)
熱海マニアも唸るおすすめディープ体験
熱海マニアも唸るような、観光ガイドに載っていないディープな体験をご紹介します。
①深夜の熱海を歩くと見えてくる街の別の顔
昼間の熱海は賑やかで観光客が多い印象ですが、実は深夜になると全く違う表情を見せるんです。
夜10時を過ぎると、シャッター通りと化したアーケードや、誰もいない温泉街の坂道がどこか幻想的な雰囲気に。
街灯に照らされた石畳、遠くに聞こえる波の音、湯けむりの香り……この“静かな熱海”を歩くのがたまらなくエモい。
特に熱海銀座から起雲閣方面へのルートはおすすめで、古びた建物と月明かりのコントラストがノスタルジック。
1人で歩いていても、どこか物語の主人公になったような気分になれる時間です。
深夜の熱海はまるで映画のセット。ひとり旅でぜひ体験してみてくださいね!
②レトロな喫茶店で体験する昭和の名残り
熱海には、今なお“昭和”の空気が残るレトロ喫茶が点在しています。
例えば「ボンネット」という老舗喫茶は、昭和のドライブインを思わせる内装とメニュー構成。
ナポリタンやクリームソーダなど、どこか懐かしい味わいが、熱海の時間をゆっくりと過ごさせてくれます。
椅子のクッションや壁紙のデザインまで、あえて変えずに残してあるのがまた良いんです。
こうした喫茶店で、地元の人が新聞を読む姿を見ると、「旅先の日常」に触れた気持ちになります。
レトロ喫茶で過ごす朝の時間…最高に優雅でマニア向けですよ~!
③熱海の朝市で出会う謎めいた珍味グルメ
早起きして訪れたいのが「熱海魚市場」や「平和通りの朝市」。
ここでは地元の漁師さんやおばちゃんが、自家製の干物や謎の海産物を売っています。
なかには、「うにの塩辛」「エボダイのくさや」など、見たことも聞いたこともない“珍味”も。
試食も多く、何かしらチャレンジしてみると、意外な美味しさに出会えることも。
観光地らしいお土産とは一味違う「本物のローカルグルメ」に触れられるチャンスです。
変わったもの大好きなマニアには、まさに宝の山かも(笑)
④観光地図にない路地裏フォトスポット
熱海の魅力は、表通りだけではありません。
観光マップに載っていない路地裏にこそ、“写真に残したい風景”があるんです。
例えば、駅から少し歩いた「咲見町」のエリアには、石段に沿って続く坂道や、今にも崩れそうな古民家が。
そこに咲く一輪の花や、干してある布団、風に揺れる暖簾…日常の中にこそある美しさに出会えます。
SNS映えではなく、“心に残る一枚”を撮る旅として、路地裏散策はおすすめです。
写真好きな方は、カメラ片手に路地裏へ。運命の1枚が撮れるかもしれませんよ!
⑤地元民に教えてもらった裏メニュー飯
観光客向けのメニューも良いですが、熱海には「裏メニュー」が存在するお店も。
例えば、ある老舗寿司屋では常連客しか知らない「炙り金目鯛寿司」があったり、定食屋では“おにぎり茶漬け”がメニューにないのに頼めたり。
こうした情報は、現地の人とちょっとした会話をしたときに教えてもらえることが多いんです。
だからこそ、人とのふれあいが旅をよりディープにしてくれるんですね。
筆者も居酒屋のママさんにこっそり教えてもらった裏メニューが絶品でした!
⑥海辺の廃線跡をたどるマニア旅ルート
熱海から伊豆方面に向かう海岸沿いには、かつての貨物線や引き込み線の跡がちらほらと見えます。
今は使われていないトンネルや、海岸に突き出た謎の線路跡は、まさに「鉄道マニア」垂涎のスポット。
中でも「網代」方面に向かう旧路線跡は、意外と歩ける範囲にあって、徒歩旅としても楽しめます。
Googleマップに載ってないような場所もあるので、探検心をくすぐられるんですよね。
廃線跡×海=最高のロマン。これはもう、マニア旅の醍醐味です!
⑦熱海の心霊スポットに足を踏み入れる勇気
最後はちょっと怖いけれど、ディープ旅には欠かせない「心霊スポット」。
熱海には、心霊マニアがざわつく場所がいくつか存在します。
代表的なのが、昔のホテル跡地や使われなくなったトンネルなど。
夜に近づくのはおすすめしませんが、日中に歴史背景を知りながら見て回るのは案外面白いもの。
もちろん安全第一で、心霊スポットは“マナーを守って楽しむ”のが鉄則です!
こわがりの筆者は、昼でもビビりながら行きました(笑)でも体験した人にしか語れない話があるんですよね~!
マニアおすすめの旅館・ホテル
マニアおすすめの旅館・ホテルについてご紹介します。
熱海には、知る人ぞ知る個性的な宿がたくさんあるんですよ〜!
①源泉かけ流し×昭和レトロ「大江戸温泉物語 あたみ」
「大江戸温泉物語 あたみ」は、どこか懐かしい“昭和の香り”が残る温泉宿。
内装も食事も、まるで昔の家族旅行を思い出すような雰囲気で、ノスタルジーをくすぐります。
源泉かけ流しの大浴場は開放感抜群で、湯の質もとろっとしていて肌にやさしい感触。
夕食のバイキングでは、伊豆の地魚や季節の和食が楽しめて、ボリュームも味も大満足。
館内には昔のゲームコーナーや卓球台もあって、“昭和旅情”にどっぷり浸かれます。
昭和の旅館文化が好きな人にはたまらない空間ですよ〜!
②昭和の芸者文化が香る「旅館 立花」
熱海の中心部に位置する「旅館 立花」は、かつて芸者文化が華やかだった時代の名残を感じさせる老舗旅館。
畳の香りと木のぬくもりに包まれた客室は、まるで昔ながらの日本家屋に泊まっているような感覚。
とくに、芸者さんの舞を見ながら食事を楽しめる「お座敷プラン」は、他では味わえない貴重な体験です。
お風呂も風情があって、ひとつひとつの設えにこだわりを感じます。
静かにゆっくりと、古き良き熱海を堪能したい方にぴったりの宿ですね。
まさに“大人の和の贅沢”。これは一度体験してみてほしい…!
③全室オーシャンビューの隠れ宿「味と湯の宿 ニューとみよし」
「ニューとみよし」は、客室全室から海が見える“オーシャンビュー特化型”の旅館。
目の前には相模湾が広がり、朝日とともに目覚める時間は、まさに非日常そのもの。
しかも、すべての部屋に“半露天風呂”がついているので、他人に気兼ねなく温泉を満喫できちゃいます。
料理もまた絶品で、朝夕ともにお部屋食のプランがあり、金目鯛や地魚の舟盛りが豪華すぎると評判。
館内の静けさとホスピタリティも抜群で、隠れ家的な宿を探している人にドンピシャです。
知る人ぞ知る穴場旅館!リピーター続出なのも納得です〜。
④アートと融合した癒し空間「SOKI ATAMI」
「SOKI ATAMI」は、“アート×温泉”というコンセプトで新感覚の宿泊体験が楽しめる宿。
無機質でスタイリッシュなデザインの中に、自然素材のインテリアが絶妙に溶け込んでいます。
館内のギャラリースペースでは、地元作家による現代アートが展示されており、泊まるだけで美術館に来たような気分に。
客室にはヒノキ風呂がついていて、静かに自分と向き合う時間が過ごせるのも魅力。
都会の喧騒を離れて、自分を整えたい人にぴったりの空間です。
デザインホテル好きの人なら、一度泊まるとハマると思いますよ〜!
⑤伊豆石風呂がある「古屋旅館」
熱海で200年以上の歴史を持つ「古屋旅館」は、“本物の和”を追求した旅館の代表格。
温泉は自家源泉で、そのお湯が注がれるのは、今や貴重な「伊豆石風呂」。
伊豆石は保温性に優れ、湯冷めしにくいのが特徴で、芯まで温まる感覚がクセになります。
食事は懐石料理で、地元食材を贅沢に使った品々がひとつひとつ丁寧に提供されます。
建物全体が趣ある木造建築で、どこを切り取っても“日本の美”を感じられる空間です。
熱海の“本格和旅館”といえばココ。もう語らずにはいられません!
⑥一棟貸しの温泉宿「熱海倶楽部 迎賓館」
グループ旅や家族旅行で“自分たちだけの空間”を求めるなら、「熱海倶楽部 迎賓館」がおすすめ。
ここは1棟貸しスタイルの高級温泉宿で、まさに“プライベートリゾート”。
お部屋の中には源泉かけ流しの内湯と露天風呂、さらには広々としたリビングやキッチンまで完備。
高台に位置しているため、海を一望できる景色も圧巻です。
まるで別荘のような感覚で、特別な記念日などにもぴったり。
まるごと一棟貸切!非日常を極めたいならここしかない〜!
⑦コスパ最強な穴場「リブマックスリゾート熱海シーフロント」
「とにかく安く、でも温泉は妥協したくない!」というマニアに人気なのが「リブマックスリゾート熱海シーフロント」。
駅から少し離れた場所にありますが、その分お値段がリーズナブルで、時期によっては1泊5000円台から泊まれることも。
しかも、大浴場や展望露天風呂付きで、海が目の前というロケーションも魅力。
客室もリノベーションされていて、快適さは十分。
節約しつつ熱海ステイを楽しみたい旅上手にぴったりの宿です。
安くても景色も温泉も妥協ナシ!これはリピート必至かも!
熱海マニアック観光に役立つ基本情報まとめ
熱海マニアック観光に役立つ基本情報を、アクセス・宿泊・時期などの観点からまとめていきます。
これを読んで、あなたのディープ熱海旅をより快適にしてくださいね!
①アクセスと交通手段(定番を避けたい人向け)
項目 | 内容 |
---|---|
最寄駅 | JR熱海駅(東海道線・新幹線) |
東京からのアクセス | 新幹線:約40分/在来線:約1時間40分 |
バス | 小田原・湯河原方面から路線バスあり |
車 | 東名厚木IC→小田原厚木道路→熱海(約2時間) |
定番ルートの新幹線も便利ですが、ちょっと時間に余裕があるなら在来線の東海道線で海を眺めながら向かうのがおすすめ。
途中の「根府川駅」や「湯河原駅」で途中下車して、ディープな寄り道旅を楽しむのもアリ。
また、車なら“熱海ビーチライン”という海沿いの道を通るルートが爽快で、ドライブ好きにはたまりません。
電車でのんびり、車でワイルド、どちらも熱海の魅力を満喫できますよ〜!
②おすすめ宿泊エリアとその理由
エリア | 特徴 |
---|---|
熱海駅周辺 | 飲食店・商店街が多く便利。駅チカ宿も豊富。 |
熱海サンビーチ沿い | 海が近く、夜景や朝日を楽しめる絶好のロケーション。 |
伊豆山エリア | 静かで高台にあり、絶景の隠れ宿が多い。 |
来宮神社周辺 | 落ち着いた雰囲気とスピリチュアルスポットの融合。 |
マニアック観光を楽しみたいなら、伊豆山エリアや来宮神社周辺のような、少し外れた場所に泊まるのが正解。
熱海駅から少し離れている分、観光客が少なく、地元の空気をよりリアルに感じられます。
また、歩いて回るなら駅周辺に宿をとって、夜の路地裏散策を楽しむのもおすすめですよ。
ホテル選びも“旅の一部”。自分のスタイルに合わせて決めてくださいね!
③ベストシーズンと注意すべき混雑時期
季節 | 特徴 |
---|---|
春(3~5月) | 桜と新緑。穏やかな気候で観光に最適。 |
夏(7~8月) | 花火大会と海水浴客で激混み。要予約! |
秋(9~11月) | 紅葉と温泉が楽しめる。空いていて穴場。 |
冬(12~2月) | 梅が見頃。温泉メインの静かな季節。 |
もっとも混雑するのはやはり夏休みシーズン(7月中旬〜8月末)。
特に「海上花火大会」開催日は宿も交通もパンパンになります。
逆におすすめは秋と冬の平日。
観光地としての熱海は空いていても、温泉の質は変わらず最高。静かにのんびり過ごせます。
ちなみに、1月〜2月には「熱海梅園」で梅まつりも開催されるので、花見好きにはこの季節がベスト!
混雑を避けたいマニア旅なら、狙うのは“秋の平日”ですよ〜!
まとめ
熱海 マニアック 観光は、定番だけでは物足りない人にこそ楽しんでほしい“奥深い旅”のカタチです。
熱海城の裏や地元民だけが知る足湯、怪しすぎる秘宝館など、ユニークなスポットが点在しています。
レトロ喫茶や路地裏、廃線跡といった“普通じゃない体験”も、熱海の魅力をグッと深くしてくれる要素です。
さらには、アートホテルや昭和情緒が漂う旅館など、マニア好みの宿泊先も豊富。
旅のスタイルをちょっと変えるだけで、見える景色も、感じる熱海も一変しますよ。
ぜひ、自分だけの“マニア旅”を熱海で見つけてみてください。
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