「温泉旅行には行きたいけれど、人が多い旅館は疲れる……」
「大浴場やバイキングで他の宿泊客と一緒になるのが苦手」
「チェックインしたら、できるだけ部屋から出ずに過ごしたい!」
そんな人におすすめなのが、**離れや露天風呂付き客室のある“おこもり向け温泉宿”**です。
九州には黒川温泉や由布院温泉、霧島周辺など人気温泉地がたくさんありますが、実は「全室離れ」「全室客室温泉付き」といったプライベート感の高い宿も少なくありません。
そこで今回は、
- 全室または客室が離れ
- 客室に温泉がある
- 客室露天風呂がある
- 客室数が少ない
- 部屋から出なくても温泉を楽しめる
といった条件から、九州で他の宿泊客に会いにくい温泉宿5選を紹介します。
※「他の宿泊客に会わない」は、滞在中に他の宿泊客と絶対に接触しないことを保証するものではありません。チェックイン・食事・館内移動などで顔を合わせる可能性があります。
九州で他の宿泊客に会いにくい温泉宿5選
今回紹介する宿はこちらです。
| 宿名 | エリア | おこもりポイント |
|---|---|---|
| ゆふいん 月燈庵 | 大分県 | 約1万坪・全18棟離れ・全室露天風呂付き |
| 源流の宿 帆山亭 | 熊本県 | 約5000坪・全11室離れ・客室温泉付き |
| お宿 華坊 | 熊本県 | 全室離れ・全客室温泉付き |
| 阿蘇乃やまぼうし | 熊本県 | 古民家を再生した全室離れ |
| 妙見石原荘 | 鹿児島県 | 源泉かけ流し露天風呂付き客室・部屋食対応客室あり |
「できる限り人に会いたくない!」という人は、宿だけでなく客室タイプや食事方法まで確認して予約するのがポイントです。
1.ゆふいん 月燈庵【大分県・由布院温泉】
九州で「他の宿泊客を気にせず過ごしたい」という人にまずチェックしてほしいのが、大分県由布市にあるゆふいん 月燈庵です。
この宿の特徴は、なんといっても敷地の広さ。
奥由布の山中にある約1万坪もの広大な敷地に、わずか18棟の客室が配置されています。
しかも18棟すべてが離れ。
一般的なホテルのように廊下の両側に客室が並んでいるのではないため、他の宿泊客を気にせず過ごしやすい造りです。
さらに魅力なのが、全18棟に露天風呂が付いていること。
客室露天風呂では湯布院温泉を楽しめるため、
「温泉に入りたいから大浴場へ行く」
必要がありません。
朝起きて温泉。
昼間に温泉。
夜空を見ながらまた温泉。
自分たちの好きなタイミングで、何度でも湯浴みできます。
ただし、食事は食事処となります。
「部屋から一歩も出たくない」というタイプではありませんが、離れ+客室露天風呂という条件だけでもプライベート感はかなり高めです。
こんな人におすすめ
・由布院で静かな宿を探している
・離れに泊まりたい
・客室露天風呂が欲しい
・夫婦やカップルで静かに過ごしたい
・自然の中でおこもりしたい
「温泉街を観光する」というより、宿そのものを目的に由布院へ行きたい人に向いています。
2.源流の宿 帆山亭【熊本県・黒川温泉】
同じく黒川温泉からもう一軒。
自然に囲まれた場所で静かに過ごしたいなら、源流の宿 帆山亭も候補に入れてみてください。
こちらは黒川温泉郷の最上流に位置する宿。
約5000坪の敷地に客室はわずか11室しかありません。
しかも全室が離れです。
さらに客室には、100%自家源泉かけ流しの温泉を楽しめる露天風呂と内風呂が備わっています。
つまり、
朝起きる
↓
客室露天風呂
↓
部屋でゴロゴロ
↓
また温泉
↓
昼寝
↓
また温泉
という温泉好きにはたまらない過ごし方もできます。
周囲にあるのは山や川など豊かな自然。
一般的な観光ホテルとは違い、宿の中で静かに過ごすこと自体を楽しめます。
こんな人におすすめ
・黒川温泉で静かに過ごしたい
・全室離れがいい
・源泉かけ流しが好き
・自然に囲まれて過ごしたい
・客室露天風呂と内風呂の両方が欲しい
観光スポットをたくさん回るより、温泉と自然を楽しみながら何もしない休日を過ごしたい人向けです。
3.お宿 華坊【熊本県・南小国】
「離れはいいけれど、客室にちゃんと温泉が欲しい」
そんな人にぴったりなのが熊本県南小国町のお宿 華坊です。
こちらも全室離れタイプ。
さらに、すべての客室に温泉が付いています。
客室タイプも豊富で、
・檜の内湯付き客室
・露天風呂付き二間客室
・露天風呂付き和洋室
・渓流沿いの露天風呂付き和洋室
・露天風呂+内湯付き特別室
などがあります。
特に「人に会いたくない」という目的なら、露天風呂付き客室を選ぶのがおすすめ。
また、さらに徹底して人との接触を減らしたいなら素泊まりプランという選択肢もあります。
公式サイトでは食事を持ち込める素泊まりプランも案内されており、全室離れの客室で過ごせます。
これなら、
チェックイン
↓
離れへ移動
↓
持ち込んだ食事を部屋で食べる
↓
客室温泉
↓
就寝
という、かなり「おこもり」に近い過ごし方ができます。
こんな人におすすめ
・食事時間に縛られたくない
・離れ+客室温泉がいい
・人との接触をできるだけ減らしたい
・素泊まりでもOK
・カップルや夫婦だけで過ごしたい
「旅館の豪華な会席料理より、とにかく静かに過ごしたい」という人なら、素泊まり+食事持ち込みはかなり相性のいい選択肢です。
4.阿蘇乃やまぼうし【熊本県・阿蘇】
「普通の温泉旅館とはちょっと違う宿に泊まりたい」
そんな人には熊本県阿蘇市の阿蘇乃やまぼうしもおすすめです。
こちらは大観峰の麓に佇む、築150年の古民家を再生した全室離れの宿泊施設です。
古民家ならではの落ち着いた雰囲気があり、阿蘇の自然に囲まれながら静かな時間を過ごせます。
客室には部屋タイプに応じてお風呂が備えられているほか、サウナや岩盤浴などが設けられたタイプもあります。
大型温泉ホテルのような、
「エレベーターで他のお客さんと一緒」
「廊下を歩くたびに人とすれ違う」
といった環境が苦手な人にも、全室離れという造りは魅力的です。
夕食では阿蘇産食材を使った田楽や炭火焼きなどを楽しめます。
こんな人におすすめ
・古民家が好き
・全室離れを重視したい
・阿蘇の自然を満喫したい
・普通の温泉旅館とは違う宿に泊まりたい
・温泉だけでなくサウナなども楽しみたい
「宿に泊まる」というより、阿蘇にある自分たちだけの古民家で休日を過ごすような旅をしたい人に向いています。
5.妙見石原荘【鹿児島県・妙見温泉】
鹿児島でプライベート感のある温泉旅館を探しているなら、妙見石原荘もチェックしておきたい一軒です。
天降川沿いに建つ温泉旅館で、特に注目したいのが「石蔵」の客室。
石蔵には4室あり、すべてに100%源泉かけ流しの露天風呂が備わっています。
また本館にも源泉かけ流しの露天風呂を備えた客室があります。
さらに「できるだけ人に会いたくない」という人に嬉しいのが食事。
公式サイトによると、2名までなら一部客室で部屋食の相談が可能です。
対象となっているのは石蔵客室や本館の一部客室など。事前相談が必要なので、予約時に確認しておきましょう。
客室温泉+部屋食にできれば、
「温泉に入るために大浴場へ行く」
「夕食を食べるためにレストランへ行く」
という2つの大きな移動を減らせます。
こんな人におすすめ
・鹿児島でおこもり温泉旅がしたい
・源泉かけ流しにこだわりたい
・客室露天風呂が欲しい
・2人旅で部屋食を希望している
・記念日や夫婦旅行で利用したい
九州で「他の宿泊客に会わない温泉宿」を選ぶポイント
宿の公式サイトに「露天風呂付き客室」と書いてあるだけで、
「誰にも会わずに過ごせる!」
と判断するのは少し早いです。
実際には夕食が大きなレストランだったり、朝食がバイキングだったりすることもあります。
人との接触をできるだけ減らすなら、次のポイントをチェックしましょう。
①全室離れを選ぶ
最もわかりやすい条件が離れです。
特におすすめなのは「一部の客室が離れ」ではなく、
全室離れ
の宿。
今回紹介した、
・ゆふいん 月燈庵
・旅館 こうの湯
・源流の宿 帆山亭
・お宿 華坊
・阿蘇乃やまぼうし
などは、離れを重視する人にはチェックしてほしい宿です。
②客室露天風呂・客室温泉を選ぶ
人に会いやすい場所のひとつが大浴場。
そこで重要なのが客室温泉です。
部屋で温泉を楽しめれば、大浴場へ行く必要がありません。
ただし、
「露天風呂付き客室=温泉」
とは限らないので注意してください。
予約前に「客室風呂も温泉なのか」まで確認しておきましょう。
③部屋食・個室食を選ぶ
次に確認したいのが食事。
プライベート感を重視するなら、
部屋食
↓
完全個室食
↓
半個室食
↓
レストラン
↓
バイキング
の順で考えると選びやすくなります。
特に部屋食なら、夕食のために部屋から出る必要がありません。
④客室数が少ない宿を選ぶ
離れでなくても、客室数が少ない宿なら他の宿泊客と会う確率を減らしやすくなります。
例えば100室以上ある大型ホテルと、全9室の小さな旅館では、宿泊している人数そのものが大きく違います。
静けさを求めるなら、10室前後の宿をひとつの目安にするのもおすすめです。
⑤素泊まりという方法もある
意外と使えるのが素泊まり。
夕食・朝食がなければ、食事会場へ行く必要そのものがありません。
特に、
離れ+客室温泉+素泊まり+食事持ち込み
なら、チェックイン後に部屋から出る機会をかなり減らせます。
「旅館の料理より、とにかく二人きりで過ごしたい」というカップルにもおすすめです。
一番人に会いにくいのは「離れ+客室温泉+部屋食」
九州で他の宿泊客との接触をできるだけ減らしたいなら、理想的なのは、
全室離れ
+
客室温泉
+
部屋食または食事持ち込み
の組み合わせです。
例えば夕方にチェックインしたら、そのまま離れの客室へ。
荷物を置いたら客室露天風呂に入り、夕食も部屋で楽しむ。
食後はテレビや映画を見ながらゴロゴロして、寝る前にもう一度温泉。
朝起きたら、誰もいない客室露天風呂で朝風呂。
そんな**「ほぼ部屋から出ない温泉旅行」**もできます。
観光スポットを次々と巡る旅も楽しいですが、
「最近ちょっと疲れた」
というときには、何もしない旅行も贅沢です。
カップルなら露天風呂付き離れがおすすめ
夫婦やカップルの旅行なら、特におすすめしたいのが露天風呂付きの離れ。
大浴場では男女別々になってしまいますが、客室露天風呂なら二人だけで温泉時間を楽しめます。
誕生日や結婚記念日なら、
・露天風呂付き離れ
・部屋食または個室食
・チェックアウト11時以降
などの条件で探すと、よりゆっくり過ごせます。
一人旅なら客室数の少ない宿も狙い目
「一人で静かに温泉へ行きたい」という人にも、おこもり宿はおすすめです。
一人旅の場合は必ずしも離れにこだわらず、
客室数が少ない+客室温泉
という条件で探すと選択肢が広がります。
ただし、離れや露天風呂付き客室は2名以上限定のプランもあります。
一人旅の場合は「1名利用可能か」を予約サイトで確認してください。
まとめ|九州には他の宿泊客に会いにくい温泉宿がたくさんある
九州で「他の宿泊客に会わない温泉宿」を探すなら、
離れ・客室温泉・部屋食・客室数
の4つをチェックするのがポイントです。
今回紹介した中でも、
ゆふいん 月燈庵
→ 約1万坪+全18棟離れ+全室露天風呂付き
旅館 こうの湯
→ 全9室+離れ形式+全室源泉かけ流し客室露天風呂付き
源流の宿 帆山亭
→ 約5000坪+全11室離れ+露天風呂・内風呂付き
お宿 華坊
→ 全室離れ+全客室温泉付き
という条件が魅力的です。
とことん人との接触を避けるなら、**「離れ+客室温泉+部屋食」または「離れ+客室温泉+素泊まり」**を狙ってみてください。
誰にも気を遣わず、好きなときに温泉に入り、眠くなったら昼寝をする。
九州の自然に囲まれながら、そんな贅沢な“何もしないおこもり温泉旅”を楽しんでみてはいかがでしょうか。







