鳥取の穴場トレッキングスポットをお探しのあなたへ。
この記事では、地元民でも知る人ぞ知る、混雑知らずで自然を満喫できる鳥取の穴場登山コースをたっぷりご紹介します。
氷ノ山や扇ノ山のような名峰でも、意外と知られていないルートが存在するんです。
また、静かな自然を味わったあとに泊まりたい「トレッキングに優しい穴場宿」も厳選!
初心者でも楽しめるルートの選び方、熊やマムシの対策、安全な一人旅のコツまで、実用的なアドバイスもぎゅっと詰め込みました。
「人混みを避けて、山で癒されたい」そんな願いを持つ方には、きっと理想のスポットが見つかるはずです。
自然と静寂を求めているなら、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
鳥取の穴場トレッキングスポット厳選7選
鳥取の穴場トレッキングスポット厳選7選をご紹介します。
人混みを避けて、自然の中で静かに癒されたい方にピッタリのコースを集めました。
①氷ノ山・福定親水公園ルート
氷ノ山(ひょうのせん)は鳥取県と兵庫県にまたがる中国地方屈指の名山です。
その中でも、福定親水公園を起点にしたルートは比較的知られておらず、登山者が少なめ。
春は新緑、秋は紅葉、冬は樹氷と、どの季節でも絶景が楽しめるのが魅力なんですよね。
駐車場やトイレも整備されていて、初心者でも安心してチャレンジできるコースです。
静かな山歩きを楽しみたい方には、間違いなくおすすめのルートですよ〜!
②扇ノ山・河合谷ルート
扇ノ山(おうぎのせん)は、鳥取市と若桜町の境界にある静かな名峰です。
河合谷ルートは登山口までのアクセスがややマニアックですが、その分、本当に人が少ない!
ブナ林に包まれた美しい登山道は、歩いているだけで森林浴になるんですよね。
途中には沢や湿地もあって、自然の表情が豊かで飽きません。
日帰りでも登れる山ですが、じっくり味わいたい派には最高の“穴場”です。
③三徳山投入堂周辺の秘境トレイル
「日本一危険な国宝」として知られる三徳山・投入堂。
その周辺にも、実は素晴らしい秘境トレイルが点在しているんですよ。
苔むす岩や杉の巨木に囲まれた山道は、まるで異世界に迷い込んだかのような雰囲気。
修験道の歴史が残るエリアなので、神聖な空気を感じられるのも魅力です。
投入堂までは登らず、周辺の自然歩道だけでも十分に“心が整う”時間が過ごせます。
④芦津渓谷トレッキングコース
八頭町の芦津渓谷は、鳥取県でも特に水と森が美しいエリアです。
岩場を流れる清流の音を聞きながらのトレッキングは、とにかく癒されます。
地元の人に愛されている場所ですが、県外からの観光客にはまだあまり知られていません。
整備された遊歩道もあり、登山初心者でも安全に歩けますよ。
紅葉シーズンはとくに見応え抜群なので、穴場の紅葉スポットとしてもおすすめです!
⑤大山滝と奥大山ブナ林ルート
奥大山エリアは、日本有数のブナ林が広がる場所。
その中でも「大山滝ルート」は、見応えがありながらも人が少なく、ゆったり歩けるんです。
ルートの途中に現れる大山滝は、落差42mの豪快な滝!
マイナスイオンをたっぷり浴びながらの山歩きは、もう最高としか言いようがない。
アップダウンも控えめで、体力に自信のない人にも優しいコースですよ。
⑥船上山の古道と断崖絶景コース
「天空の城」のようなシルエットを持つ船上山(せんじょうざん)は、知る人ぞ知る絶景スポット。
古道をたどるルートは、かつての修験者たちの道。歴史と自然が交差するトレイルです。
山頂からの断崖絶景は、まるで映画のワンシーンのような景色に出会えます。
観光地化されていない分、登山者も少なく、静かに自分と向き合える時間が持てます。
「穴場中の穴場」と呼びたい、そんな場所なんですよね〜。
⑦鴨ヶ磯・浦富海岸トレッキングルート
海沿いの絶景トレイルを楽しみたい方には、浦富海岸がイチオシ!
中でも「鴨ヶ磯」周辺のルートは、海と岩場と松林が織りなす絶景の連続。
標高差はほとんどなく、軽めの装備でも安心して歩けるのが魅力です。
波の音を聞きながら歩くコースって、なぜか心がスッと軽くなるんですよね。
日没近くには、夕陽と海のコントラストがとってもフォトジェニックですよ!
鳥取トレッキングの魅力を最大限に楽しむコツ
鳥取トレッキングの魅力を最大限に楽しむコツについてご紹介します。
「自然は好きだけど、トレッキングはちょっと不安…」という方も、安心して楽しめるヒントが満載です!
①初心者にやさしい時期・服装・持ち物
トレッキングを気持ちよく楽しむためには、まず「時期」と「準備」が大切です。
鳥取の山は、春と秋がベストシーズン。新緑が美しい5月、紅葉が絶景な10月は、気候も安定していておすすめなんです。
夏は虫や熱中症リスクがあるので、標高の高い山に限るのがポイントですね。
冬は積雪が多くなり、上級者向けになるため、初心者は避けた方が無難です。
服装は、気温差に対応できるよう重ね着が基本。
吸湿速乾性のあるインナーに、軽量のウィンドブレーカーやレインウェアがあると安心です。
靴は防水のトレッキングシューズを選んでください。足元が不安定な山道では、スニーカーだと危険なこともあるんです。
持ち物としては、
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飲み物(500ml〜1L)
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タオル
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行動食(ナッツ、チョコ、エナジーバーなど)
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スマホ+モバイルバッテリー
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地図(紙 or ダウンロード)
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虫除けスプレー
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熊鈴
このあたりがあれば、日帰りトレッキングなら十分対応できますよ!
🧡筆者のコメント:
わたしも最初は登山未経験でしたが、装備さえ整えれば全然怖くないんです。
特に「靴」は超重要!足元がしっかりすると、一気に安心感が出ますよ〜!
②混雑を避ける穴場の時間帯とは
穴場スポットでも、やはり週末や祝日は人が増えがちです。
そこでおすすめしたいのが「時間帯」の工夫。
朝8時〜9時までに登山口をスタートするのが理想です。
この時間なら駐車場も空いていますし、静かな山の空気を楽しめるんですよ。
昼頃になると、地元の方や観光客も増えてきて、静けさが失われがち。
また、トレッキングの終了時間を「午後3時前」に設定することで、安全面もカバーできます。
特に秋冬は日が短いので、早め早めの行動を心がけましょう。
🧡筆者のコメント:
朝の山って、本当に空気が澄んでいて、鳥の声だけが響く感じが好きなんですよね〜。
人がいないと写真も撮りやすいし、ちょっと得した気分になります♪
③地元民おすすめの休憩スポット&温泉
トレッキングのあとに楽しみたいのが「温泉」と「美味しいごはん」。
鳥取は温泉天国でもあり、山の近くに名湯がたくさんあります!
たとえば、氷ノ山の帰りなら「若桜ゆはら温泉」がおすすめ。
木の香り漂う露天風呂があって、足を伸ばしてゆったり浸かれます。
大山方面なら「豪円湯院」が人気。
源泉かけ流しの温泉と、地元野菜を使ったバイキングが大満足なんです。
休憩スポットとしては、
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道の駅「清流茶屋 かわはら」:地元の果物が安くて美味しい!
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「カフェ山の駅」:トレッカー向けのメニューが充実
こんな場所で地元の人と触れ合うのも、旅の楽しみの一つですよね。
🧡筆者のコメント:
山でいっぱい汗かいた後の温泉、ほんと天国です…!
あとは、ソフトクリームとか地元の豆腐料理がめちゃくちゃ沁みます(笑)
④熊やマムシなど山のリスク対策
穴場ということは、人が少ない=動物との遭遇リスクもあるということ。
特に気をつけたいのが、熊とマムシ。
熊対策としては、
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熊鈴を身につける
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ラジオを流す
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藪にはむやみに近づかない
また、マムシは日当たりの良い登山道脇に出てくることがあります。
サンダルやくるぶしの出る服装はNG。足元はしっかりカバーしておきましょう。
毒を持つ虫(スズメバチやブユ)もいますので、長袖・長ズボンが基本です。
最も重要なのは「1人で無理しないこと」。
登山届を出すか、SNSで行き先を発信するだけでも、安全性がグッと上がりますよ。
🧡筆者のコメント:
ちょっとビビらせちゃったかもしれないけど、備えがあればリスクは防げます!
“自然をなめない”がトレッキングの基本かもしれませんね〜!
⑤一人でも安心して歩ける安全ルート
一人旅でトレッキングを楽しみたい方も多いはず。
そんな時は「人の少ない穴場」でも、ある程度整備されているルートを選びましょう。
おすすめは、
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浦富海岸の鴨ヶ磯ルート(海沿いで明るい)
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大山滝ルート(案内板がしっかり)
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芦津渓谷(遊歩道が多い)
逆に、三徳山や船上山の古道ルートは一人ではやや難易度高め。
できれば誰かと一緒に行くか、登山経験が豊富な方だけにしておくのがベターです。
一人トレッキングでも「すれ違いがある道」なら安心感があります。
GPSアプリ(YAMAPやジオグラフィカなど)を活用して、現在地の把握もお忘れなく。
🧡筆者のコメント:
実は、私も一人で登ること多いです(笑)
でも、安全第一でルート選びすれば、むしろ自分と向き合える素敵な時間になるんですよね♪
鳥取のトレッキング穴場宿を厳選紹介
鳥取のトレッキング穴場宿を厳選紹介します。
登山や自然散策のあとに、疲れを癒せる静かな宿は、まさに旅のご褒美。
今回は、トレッキングに便利で、知る人ぞ知る宿泊施設をタイプ別にピックアップしました!
メルキュール鳥取大山リゾート&スパ
大山の大自然に抱かれるように佇む「メルキュール鳥取大山リゾート&スパ」。
フランス発のホテルブランドながら、和の落ち着きを大切にした空間が広がっています。
客室からは大山の北壁を望むことができ、まさに“絶景の宿”。
トレッキングや登山の拠点にも最適で、アクティブ派にも人気です。
露天風呂付きの大浴場では、大山の空を見上げながらゆっくり癒される時間が味わえますよ。
地元の食材を使ったビュッフェ形式の朝食も好評。
自然と上質な時間の両方を求める方には、ぴったりのリゾートホテルです。
ホテル名 | メルキュール鳥取大山リゾート&スパ |
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(読み) | めるきゅーるとっとりだいせんりぞーとあんどすぱ |
特 色 | 大山や日本海の絶景・食事付ならビュッフェ、ドリンク、ラウンジ、温泉が含まれたオールインクルーシブの宿 |
料 金 | 5850円~ |
住 所 | 〒689-4108 鳥取県西伯郡伯耆町丸山1647-13 |
電 話 | 0859-68-2333 |
FAX | 0859-68-3233 |
最寄駅 | 米子 |
アクセス | 米子道『溝口IC』より車で約15分/JR山陰本線『米子駅』より車で約30分 |
駐車場 | ●有 乗用車306台(うちハートフルスペース3台)、電気自動車充電機3台、大型バス10台 無料 |
投稿件数 | 1563件 |
★の数 | (総合): 3.89 |
三朝温泉 三朝館
三朝温泉の中心にある老舗宿「三朝館」は、9つの湯処が楽しめる“温泉三昧”の宿。
世界有数のラドン含有量を誇る三朝温泉の湯は、疲労回復だけでなく免疫力UPも期待できると話題です。
広々とした露天風呂に加え、庭園風呂や檜風呂、ジャグジーなど、湯巡りが楽しい!
食事は地元の旬を味わえる和会席で、鳥取和牛やカニ料理が人気。
アクセスも良く、登山帰りの立ち寄り宿としてもおすすめです。
レトロな館内には、どこか懐かしさが漂っていて、ほっとする癒しの空間です。
皆生温泉 皆生つるや 四季を奏でるさらさの宿
日本海に面した皆生温泉に佇む「つるや」は、“四季を奏でる”という名の通り、季節感を大切にした上質な宿。
源泉かけ流しの天然温泉は、海風を感じながら楽しめる露天風呂が魅力です。
館内は畳敷きで素足でも快適に過ごせるため、小さなお子様連れや高齢の方にも人気。
料理は旬の海鮮をふんだんに使った会席料理で、見た目も味も大満足。
美しい中庭や、客室からの海の眺めも心を癒してくれますよ。
トレッキング後にふさわしい、体も心も整う「ごほうびの宿」です。
ホテル名 | 皆生温泉 皆生つるや 四季を奏でるさらさの宿 |
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(読み) | かいけおんせん かいけつるや しきをかなでるさらさのやど |
特 色 | 3代女将の「おもてなし」の老舗旅館。ホテル・旅館100選や5つ星の宿など多数受賞 |
料 金 | 6600円~ |
住 所 | 〒683-0001 鳥取県米子市皆生温泉2-5-1 |
電 話 | 0859-22-6181 |
FAX | 0859-22-0286 |
最寄駅 | 米子 |
アクセス | ICより431号直進15分、空港から車、タクシー20分。米子駅から車で15分、バス25分。勝田神社まで車15分 |
駐車場 | 玄関前に無料駐車場(70台収容可能)がございます |
投稿件数 | 966件 |
★の数 | (総合): 4.60 |
大山ビューハイツ 大山北壁目前の宿
登山者や自然愛好家に人気の宿、それが「大山ビューハイツ」。
その名の通り、大山北壁が目の前にドーンと広がる絶景立地が最大の魅力です。
登山口までも近く、トレッキング・登山の前後泊に最適。
館内はシンプルながら清潔感があり、山の空気と静けさに包まれた時間を過ごせます。
地元食材を使った家庭的な夕食も人気で、特に大山鶏の煮物は絶品。
大自然に溶け込むような宿泊体験ができる、まさに“山の人”のための宿です。
岩井温泉 岩井屋
鳥取最古の温泉地・岩井温泉にある「岩井屋」は、純和風のたたずまいが魅力の隠れ宿。
ここでは昔ながらの“湯かむり”体験もでき、温泉文化に触れられるのがポイントです。
源泉かけ流しのやわらかいお湯は、肌になじみ、湯上がり後もぽかぽかが続きます。
客室はすべて和室で、畳の香りと障子越しの光に心が安らぎます。
お料理は山陰の旬を味わえる会席で、一皿一皿が丁寧に仕上げられています。
喧騒から離れ、ゆっくりと“何もしない贅沢”を味わいたい方におすすめの一軒です。
鳥取の穴場トレッキングスポット基本情報まとめ
鳥取の穴場トレッキングスポット基本情報を一覧にまとめてご紹介します。
アクセスや所要時間、おすすめの季節など、旅の計画に役立つ情報が満載です!
①アクセス・駐車場情報一覧
まずは、今回ご紹介したスポットのアクセスと駐車場情報を一覧表でチェックしましょう。
スポット名 | 最寄駅・アクセス | 駐車場情報 |
---|---|---|
氷ノ山(福定ルート) | 若桜駅から車で約30分 | 福定親水公園に無料駐車場あり |
扇ノ山(河合谷登山口) | 鳥取駅から車で約1時間 | 河合谷登山口に駐車スペースあり |
三徳山投入堂周辺 | 倉吉駅からバスで40分 | 三仏寺駐車場(有料)あり |
芦津渓谷 | 郡家駅から車で約40分 | 渓谷入口に10台分の無料駐車場 |
大山滝(奥大山ルート) | 江府ICから車で25分 | 鍵掛峠駐車場が便利 |
船上山 | 赤碕駅から車で30分 | 船上山青少年旅行村の駐車場利用可 |
鴨ヶ磯・浦富海岸トレイル | 岩美駅から車で10分 | 浦富海岸自然公園の駐車場あり |
🧡筆者のコメント:
アクセスはやや不便な場所も多いですが、それが“穴場”の証ですよね!
ドライブがてら、ゆっくり向かうのもまた楽しい時間です♪
②標高・難易度・所要時間を比較
次に、標高や難易度、トレッキングの所要時間を比較してみましょう。
初心者~中級者向けの目安としてご活用ください。
スポット名 | 標高 | 難易度 | 所要時間(往復) |
---|---|---|---|
氷ノ山 | 1,510m | 中級 | 約4〜5時間 |
扇ノ山 | 1,310m | 中級 | 約3.5時間 |
三徳山投入堂周辺 | 600〜900m | 上級(投入堂本堂は登山) | 約2〜3時間 |
芦津渓谷 | 300〜500m | 初級 | 約2時間 |
大山滝 | 830m | 初級〜中級 | 約2.5時間 |
船上山 | 615m | 中級 | 約3時間 |
鴨ヶ磯・浦富海岸 | 0〜50m | 初級 | 約1.5〜2時間 |
🧡筆者のコメント:
登りたいレベルに応じてルートを選べるのも、鳥取トレッキングの魅力!
無理せず、自分にぴったりの山を選んでくださいね。
③紅葉・新緑・雪景色のベストシーズン
最後に、各スポットの「どの季節が一番おすすめか」を簡単にまとめます。
スポット名 | 新緑の見頃 | 紅葉の見頃 | 雪景色・樹氷の見頃 |
---|---|---|---|
氷ノ山 | 5月上旬 | 10月下旬 | 12月〜2月 |
扇ノ山 | 5月中旬 | 10月中旬 | 12月〜3月 |
三徳山投入堂周辺 | 4月下旬 | 11月上旬 | 降雪時は閉山多い |
芦津渓谷 | 5月中旬 | 10月下旬 | 通行不可の時期あり |
大山滝 | 5月中旬 | 11月上旬 | 12月〜2月 |
船上山 | 4月下旬 | 10月中旬 | 積雪時注意 |
鴨ヶ磯・浦富海岸 | 通年 | 11月上旬 | 雪はほぼ降らない |
🧡筆者のコメント:
わたしは個人的に、新緑の季節が一番好きです!
木漏れ日がまぶしくて、空気がふわっと柔らかい感じ、たまらないんですよね~!
まとめ
鳥取には、まだ知られていない穴場トレッキングスポットがたくさんあります。
氷ノ山や扇ノ山、三徳山といった山々には、静けさと美しい自然が残されています。
初心者にもやさしいルートから、上級者向けの秘境まで、バリエーションも豊富です。
また、登山後の疲れを癒してくれる温泉宿や、山に近い絶景の宿も魅力のひとつ。
アクセスや難易度、シーズン情報をしっかり把握して、自分にぴったりの山旅を楽しんでくださいね。